旅先では図書館巡りを欠かさない私。図書館というと「無料で本を貸してくれる場所」と考える人も多いけれど、それだけではないと思う。図書館を見れば、その国や地域の文化の成熟度がわかるような気がする。世界の図書館を巡っていると時にぼろぼろの湿度管理が全くされていない(紙にダメージを与える湿度の管理は図書館の基本の基本である)公共図書館や私設図書館に出くわすこともある。 続きを読む
カテゴリー: 2)カナダ
寒いのも悪くはない…かもしれない
寒い寒いと聞いていたホワイトホース。お天気がよく、ホワイトホースにしては寒くない、という気温に恵まれ、出来る限りの防寒対策をして出かけたことも手伝って、幸運にも寒さに困るということはなかった。
アウターはトロントで普段着ているマイナス30度まで耐えられるというダウンジャケットだったけれど、 続きを読む
徒歩でまわるダウンタウンホワイトホース
→温かく適当なホワイトホースの続き・・・
気を取り直して、私と同じくネット難民で同室で暇そうにしていた人懐っこい韓国男子と一緒に街中へ。ホステルは同室の人のいびきに悩まされたりすることもあるけれど、こんなちょっとした出会いがあるから好きだ。
ホステルのオーナーさんおすすめのレストランでブランチ。ド田舎を想像していた私はおしゃれな空間にびっくり。 続きを読む
温かく適当なホワイトホース
→ホワイトホースまでの長い長い道のりの続き・・・
2月8日23時30分、無事にホワイトホース着。エリック・ニールセン・ホワイトホース国際空港はとてもとても小さい。空港近くに明かりは少なく、ホワイトホースに来たのだと実感する。 続きを読む
ホワイトホースまでの長い長い道のり
カルガリー発の飛行機が天候不良を理由に3時間半遅れてバンク―バーに到着すると知った時、私はラッキーかもしれない、と思った。バンクーバーから最終目的地のホワイトホース行きのエアカナダの飛行機は1日2便。午後の便に乗れなかった私は、自動的に夜の便に振り替えられるはずなので、バンクーバーでの滞在時間が長くなる。国内線なので、空港外へ出るのも時間はかからないはず。バンクーバーでの観光を楽しめると思ったのだ。
だが、バンクーバーに到着してカスタマーサービスカウンターで自分の置かれた状況を知り凍りついた。 続きを読む
校庭で豆まき!
わかったような気になっている日本のことって結構多いのだと思う。日本のことについて聞かれて初めて説明できない自分に気が付く。
ボランティアをしているトロント日本語学校で、先日豆まきをした。豆まきの前に先生から生徒へ豆まきの説明をしたのだが、その中で伝統的には年男が豆まきをすると説明していて、同じくボランティアをしているメンバーと、知らなかった!とびっくりしたのだった。 続きを読む
ナイアガラの滝が凍る季節
最近、トロントは寒くない。トロントに来て3年目、寒さの基準が変わってきていることを強く感じる。1年目のトロントの冬にマイナス5度で騒いでいた自分が嘘のようだ。
人間は環境に順応するらしい。東京で生活をしていた時には、自分が「生き物」だということをなんだか忘れていたような気がするが、この環境に順調に馴染み始めている私の身体と、身近に自然のある環境にいると、やっぱり私は生き物、というか動物の一種なのだと実感する。 続きを読む
イラン料理は優しいお味
サウジアラビア、オマーン、イラク、アフガニスタン。今まで西アジアというか中東出身の知り合いはいたけれど、友達と呼べるような間柄ではなかった。共通点も少なく、何を話したら良いのかわからなかったからだと思う。
そんな私に、最近イラン人の友人ができた。2002年に当時のブッシュ大統領が「悪の枢軸国」と呼んだあのイランである。 続きを読む
車いすバスケ 日本代表戦
久しぶりにとっても感動した。片道二時間半、トロントを西の端から東の端まで移動することになったけど、観戦して良かった、と心から思った。
先週、車いすバスケットボールの日本代表対カナダ代表の練習試合がカナダのトロントで行われた。私は車いすバスケットボールを観たことはなく、何の知識もなかったけれど、だからこそ興味があったし、 続きを読む