著作権の国際ルール ー世界知的所有権の日

4月26日は「世界知的所有権の日 World Intellectual Property Day」だったらしい。日本では全く話題になっていなかったけれど、カナダの団体のFacebookのポストで知った。最近、このブログでもよく話題にしているカナダでメディアリテラシーを促進しているMediaSmartsのポストである。 続きを読む

Medieval Times―中世の騎士を観に行ったのに観客が気になる

最近、トロントを離れる友人が何人かいて、その友人たちとトロントでしかできないことなどをしている。日常的に行く場所と観光スポットは違うので、私も新しいことができ、新しい発見をしながら楽しんでいる。

先日はMedieval Timesというショーを見ながら食事ができる場所へ行ってきた続きを読む

現代アレンジのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」

劇場で鑑賞するオペラ2回目はヘンゼルとグレーテル(Hänsel und Gretel)。作曲はドイツ人のエンゲルベルト・フンパーディンク、初演は18931223日ドイツのヴァイマル。初演がクリスマスの直前だということもあってか、劇中にはクリスマスと思われる描写がある。グリム童話が原作ではあるものの、オペラではハッピーエンドで終わるように変更されているので安心して鑑賞できた。 続きを読む

コロナウイルスと差別と情報

日本のコロナウイルス関連の報道を見ると心配になるが、トロントに住んでいる私はあまり実感できずにいた。それでも今朝起きてスマホのポップアップ通知に全国の学校閉鎖の文字を見て、事態の深刻さを再確認した。(日本の学校閉鎖についてはカナダCBCのポッドキャストでも話されていた。) 続きを読む

オペラ「蝶々夫人」の違和感

前回のブログで書いた映画館で鑑賞したオペラは「蝶々夫人」だった。物語の舞台は長崎だと言われているだけあって、登場人物の一部は日本人の名前(蝶々さんの女中はスズキさんという)で、日本風な演出もあり、前回劇場で鑑賞したセビリアの理髪師とは全く異なる雰囲気のオペラだった。
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ポップコーン片手にオペラ鑑賞ー映画館オペラ

トロントでは実際の劇場でCanadian Opera Company(カナダオペラカンパニー)のオペラを鑑賞することができるが、映画館でニューヨークにあるThe Metropolitan Opera(メトロポリタンオペラ)で上演されたものも観ることができる(ライブで鑑賞できる時と、録画を鑑賞する2パターンがある)。 続きを読む