トロントで感じる日本の春

ここのところ、日本らしいことをトロントでしている。味噌作りのワークショップに参加してみたり、日本語学校でひな祭りについて生徒に教えたり、オンタリオ州日本語スピーチコンテストを見学したり、日系文化会館の春祭りに参加してみたり。

探せば色いろと日本にまつわることがここトロントでもできる。トロントで日本に関係することができるのは日本人として嬉しいし、日本の文化を友人たちに紹介する良い機会になっている。 続きを読む

絶景が身近にある贅沢

東京で生まれ育ち、クアラルンプールとトロントに住んだ私にとって、美しい自然は身近にあるものではなく、遠出してみるものだという気がしていたけど、ホワイトホースは違う。家の中から外を見れば、そこには美しい自然がある。自然が身近にある街なのだ。

ホワイトホースにはバスも走っているけれど、バスには乗らず徒歩移動の予定だったので多くを期待していなかったのだけど、予想を上回る絶景を見ながら歩くことができた。 続きを読む

ホワイトホースの交通事情

ホワイトホース在住の日本の方が、ホワイトホースで車を持っていると、持っていないよりも100倍楽しめる、と言っていた。それほどホワイトホースでは車が重要らしい。私は結局一度もバスには乗らなかったけれど、聞いた話によると、バスは6ルートで1時間に1本ずつしかないらしい。しかも日曜日はお休み。確かに車のない生活は不便そうだった。 続きを読む

日本人に大人気・カナダ人にはそうでもない?オーロラ鑑賞

日本人にとってホワイトホース観光と言ったらオーロラである。日本人の私としては不思議だけど、日本人以外のオーロラを目的としたホワイロホースへの観光客はそんなに多くない。というかオーロラ鑑賞に来るのは日本人ばかりである。道を歩けばオーロラツアーに参加している日本人のおばさま方に出会うし、カフェでコーヒーを飲んでいても隣の席から日本語が聞こえたりする。トロントで生活するよりもホワイトホースでの数日間の方が日本語を聞く機会が多かったように思う。 続きを読む

ホワイトホースで図書館巡り

旅先では図書館巡りを欠かさない私。図書館というと「無料で本を貸してくれる場所」と考える人も多いけれど、それだけではないと思う。図書館を見れば、その国や地域の文化の成熟度がわかるような気がする。世界の図書館を巡っていると時にぼろぼろの湿度管理が全くされていない(紙にダメージを与える湿度の管理は図書館の基本の基本である)公共図書館や私設図書館に出くわすこともある。 続きを読む

寒いのも悪くはない…かもしれない

寒い寒いと聞いていたホワイトホース。お天気がよく、ホワイトホースにしては寒くない、という気温に恵まれ、出来る限りの防寒対策をして出かけたことも手伝って、幸運にも寒さに困るということはなかった。

アウターはトロントで普段着ているマイナス30度まで耐えられるというダウンジャケットだったけれど、 続きを読む

徒歩でまわるダウンタウンホワイトホース

温かく適当なホワイトホースの続き・・・

気を取り直して、私と同じくネット難民で同室で暇そうにしていた人懐っこい韓国男子と一緒に街中へ。ホステルは同室の人のいびきに悩まされたりすることもあるけれど、こんなちょっとした出会いがあるから好きだ。

ホステルのオーナーさんおすすめのレストランでブランチ。ド田舎を想像していた私はおしゃれな空間にびっくり。 続きを読む

ホワイトホースまでの長い長い道のり

カルガリー発の飛行機が天候不良を理由に3時間半遅れてバンク―バーに到着すると知った時、私はラッキーかもしれない、と思った。バンクーバーから最終目的地のホワイトホース行きのエアカナダの飛行機は1日2便。午後の便に乗れなかった私は、自動的に夜の便に振り替えられるはずなので、バンクーバーでの滞在時間が長くなる。国内線なので、空港外へ出るのも時間はかからないはず。バンクーバーでの観光を楽しめると思ったのだ。

だが、バンクーバーに到着してカスタマーサービスカウンターで自分の置かれた状況を知り凍りついた。 続きを読む

校庭で豆まき!

わかったような気になっている日本のことって結構多いのだと思う。日本のことについて聞かれて初めて説明できない自分に気が付く。

ボランティアをしているトロント日本語学校で、先日豆まきをした。豆まきの前に先生から生徒へ豆まきの説明をしたのだが、その中で伝統的には年男が豆まきをすると説明していて、同じくボランティアをしているメンバーと、知らなかった!とびっくりしたのだった。 続きを読む