私がトロントのレインボーさ(LGBTQ(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・ジェンダークィア)を尊重する文化)を最初に実感したのは、身体の不調からトロントの婦人科(のようなところ)に行った時のことだった。 続きを読む
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カナダ人のダイエット
「バイト先からマフィンとクッキーもらってきたからよかったら。マフィンは今食べるといいかも。クッキーは明日の朝食にしてね。」とルームメイトが言った。すでに夜の8時。今から食べるのは身体に悪いなぁと思いながらも、少し味見してみた。眠気が吹き飛ぶくらい甘かった。 続きを読む
難民映画を娯楽として消費するということ
会場にいるお客さんは99%白人、壇上で話す人、組織の紹介映像で出てくる人は100%白人。トロントで生活していて初めて見る光景だった。人種によって行動範囲が違うということは以前から感じていたことだけど、こんなにも実感することはなかった。アジア人の私はなんとなく居心地の悪さを感じた。同じ金額を払ってそこにいるにも関わらず。 続きを読む
3月12日は23時間
トロントでは少し前にDaylight Saving Time(いわゆるサマータイム)が始まった。3月12日が23時間になり、時間が調整されたのだ。まだまだマイナス気温の世界で春の気配もしない毎日だったので、時間の変更と言えば「サマータイム(ヨーロッパではサマータイムと呼ぶらしい)」と思っている日本人の私からすると少し違和感があった。でも日没の時間を考えればあまり違和感はない。カナダは日本より北半球に位置しているので、日本とは日の出、日没のタイミングが季節によって大きくずれるのだ。 続きを読む
ルームメイトは副会長―ゲイもレズビアンもパーティー好きもお笑い好きも、みんな生徒会役員になりたい
カナダの学生(カナダ人・留学生問わず)は日本でいうシェアハウスに住む人が多い。公共交通機関があまり発展していないので、同じトロントに家族が住んでいても学校の近くのシェアハウスに住んでいるというカナダ人もいる。 続きを読む
カフェで迎える朝
トロントのカフェ、特にチェーン店のカフェは自由である。何時間滞在しても店員さんに怒られることはないし、持参した物を食べていても特に注意されることもない。なんと、何も購入しないで水を無料でもらって堂々と水だけ飲んでいる強者(私の友人)もいる。何も購入せずにお手洗いを使うなんて日常茶飯事。 続きを読む
厄介な火災警報器
カナダの大学では火災警報器がたまに鳴る。鳴る度にあーあ、という気持ちになる。
まず耳がおかしくなりそうなほどの警報音と共に、火災が発生したかもしれません、今後の情報に注意してください、と第一報が入る。 続きを読む
大学でノロウイルスが発生したら
少し前の話だが、大学でノロウイルスが発生した。なんでも200人以上が症状を訴えたらしかった。(大学からの最初の連絡では30人だったのだけど、最終的には200人になったらしい。)最初の人数がそんなに多くなかったこと、私が通うキャンパスではなかったことで、大変だなぁと思いつつも大して気に留めていなかった。 続きを読む
ボランティアは損か得か
カナダではボランティア活動が盛んだ。ボランティアの募集を探せる専用サイトがあったりもする。ずっと不思議だった。なぜみんな無償で働きたいのだろうかと。 続きを読む
バレンタインと友チョコ
去年、カナダのバレンタインは男性から女性に向けてのイベントだとイラン系カナダ人が教えてくれた。だから私はバレンタインだからといって、何かを用意するということはしなかった。 続きを読む