市民に優しいトロント―公共プール

腰の治療をしてもらった次の日、早速公共プールへ行ってきた。もう腰痛を再発させるわけにはいかない。もう何か月もプールに行こうと思っていてうじうじしていたのに、この待ったなしの状況が私を後押ししたのだった。なぜ私が今までうじうじしていたかと言うと、トロント在住の日本人用のネット掲示板で、公共プールは汚いだとか、汚い水を殺菌するために日本のプールよりも塩素をたくさん入れるので肌にとても悪いだとか、プールに行ったらシラミがうつっただとか色いろな悪い噂が書き込まれていたからである。 続きを読む

出勤という戦い

会社までバスで40分。会社から帰宅する時には少し渋滞に巻き込まれて1時間くらい。行きも帰りもほぼ必ず座れる。乗り換えはなし。こんなことを言うと、東京の通勤ラッシュに比べると随分ラクだと思われるかもしれない。確かに、人に揉みくちゃにされながらの東京の通勤ラッシュに比べると随分マシだとは思う。でも、日本にはない悩みがトロントにはある。 続きを読む

真っ暗闇での食事 restaurant- O.Noir

真っ暗闇の中で食事を取るなんて想像できるだろうか。それも薄暗いなんてものではなく、本当に本当に真っ暗で何も見えない中での食事だ。

トロントにずっと気になっていたレストランがあった。O.Noirである。Noirはフランス語で黒という意味らしい。ここは真っ暗の中で食事をいただける珍しいレストランだ。 続きを読む

羽生選手と同じケアをトロントで

毎日仕事で座りっぱなし、仕事後もブログを書いたりして結局は座っている私。私は昔していた剣道のおかげで身体のバランスがとんでもなく悪い。日本では自分で毎日のケアをした上に、定期的に接骨院に行ってケアをしてもらっていたけれど、トロントでは忙しさにかまけてそんなこともせずにほったらかしていたのだった。なんだか身体に悪い予兆が見え隠れしていたものの、身体を動かしにジムまで行くのも寒いしどうしようかなぁ、なんて思っていたら、ついに動けなくなった。腰痛だ。 続きを読む

Japan Road

チャイナタウンもコリアタウンもトロントには2つずつある。でもジャパンタウンというものはない。聞いた話によると、第二次世界大戦時に日本はカナダにとって敵国だったので、迫害を受けて強制収容所に送られた。その影響で、戦後は日本人同士で固まることを避けたのだと聞いたことがある。本当かどうかはわからないけれど、本当のような気もする。 続きを読む