羽生選手と同じケアをトロントで

毎日仕事で座りっぱなし、仕事後もブログを書いたりして結局は座っている私。私は昔していた剣道のおかげで身体のバランスがとんでもなく悪い。日本では自分で毎日のケアをした上に、定期的に接骨院に行ってケアをしてもらっていたけれど、トロントでは忙しさにかまけてそんなこともせずにほったらかしていたのだった。なんだか身体に悪い予兆が見え隠れしていたものの、身体を動かしにジムまで行くのも寒いしどうしようかなぁ、なんて思っていたら、ついに動けなくなった。腰痛だ。痛すぎて出勤時バスに乗っているのも辛いし、職場ではコピー機まで歩くのも辛い。夜中には痛すぎて目が覚める、という最悪な事態が起きた。

オンタリオ州の公的な医療保険(OHIP)はマッサージをカバーしていないので全額自己負担。保険適応の日本の接骨院にずっと行っていた私としては、いくら良くなるからといってもお金をたくさん払うことに少し抵抗があった。でも今回ばかりはそんなことは言っていられないので、えいやっと予約を取ったのだった。

色いろとインターネットで口コミを見ていると、日本品質の施術をトロントで受けるのは難しいらしく、インターネット上でもかなりの数のマッサージ難民が散見された。そこで思ったのである。中途半端な施術にお金と時間を使うくらいなら、高くてもちゃんと治療してくれるところに行こうと。

そして選んだのは、Spadina駅近くのFlow Shiatsu Clinicである。なんでも施術してくれる青嶋正 先生はトロントに住む羽生結弦選手の元専属マッサージセラピストらしい。本物の匂いがぷんぷんするし、期待できそうだ。

凄く迷惑な話だが、朝一番で電話をして辛すぎるので今日見てほしい、とお願いすると、通常は1時間だけど、今日は30分しか空いている時間がないので30分であればいいですよ、とのこと。もちろん30分でも良いです、とお願いをして向かうことになった。

30分の間に、ヒアリングをし、鍼を打ち、指圧をし、見事に私の腰痛を和らげてくれた。自分でできる身体のケア方法も教えてくれたので、今夜から自分でもケアをしていくことにする。

実は予約をする時に名前を言ったら、スケートの安藤美姫と同じ名前でびっくりした、と言われたけれど、この青嶋先生は羽入選手の元セラピストなだけでなく、日本オリンピック委員会 日本スケート連盟の強化スタッフで、過去に7人の選手をオリンピックに送り込んできたとのこと(2014年の記事から)。だからスケートの安藤美姫が一般の人よりも身近なのだろう。最近は安藤美姫もあまり話題にならないので、名前についてツッコミをもらうことは以前に比べて減ってきていたが、まだまだ有名な名前なのだということを実感した。

それはそうと、腰痛が治って良かった。そして健康のためにジムに行く決心がついた。

Flow Shiatsu Clinic (720 Spadina Ave. Suite 507) 1時間110CAD

腰痛が治ったことが嬉しすぎてクリニックの写真を取り忘れる。これは最近のトロント。

 

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