オペラ「蝶々夫人」の違和感

前回のブログで書いた映画館で鑑賞したオペラは「蝶々夫人」だった。物語の舞台は長崎だと言われているだけあって、登場人物の一部は日本人の名前(蝶々さんの女中はスズキさんという)で、日本風な演出もあり、前回劇場で鑑賞したセビリアの理髪師とは全く異なる雰囲気のオペラだった。
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アカデミー賞受賞にも貢献、フォーリー・アーティスト小山吾朗さんのスタジオ見学

トロントから北東に約70km、のどかな牧草地帯の一角に、数々のハリウッド映画に貢献・活躍し、2020年アカデミー音響編集賞受賞の「フォードvsフェラーリ」にもフォーリーとして携わった日本人、フォーリー・アーティスト小山吾郎さんのスタジオがある。 続きを読む

1時間のタイムスリップ

11月3日は25時間だった。サマータイムつまりEDT(Eastern Daylight Time)が終わり、 EST(Eastern Standard Time)に戻ったので11月3日の深夜1時台が2回あったのだ。時間が変わることにトロントに来た時にはとても違和感を覚えたけれど、もう今ではそんなに混乱することもない。 続きを読む

台風と情報収集

先週末の台風19号の上陸はトロントからみていてとても気を揉んだ。心配だったのでYoutubeの台風のライブニュースを付けっぱなしにして聞いた。こんなことは日本を離れてから始めてだった。日本にいないと入ってくる情報も限られるし、実際に起こっていることを体験できないので余計に心配になるのだ、ということを改めて感じた。 続きを読む

部活と指導者と根性論

高校野球岩手県大会の大船渡高校の国保監督のコメントを見て、なんだか泣きそうになった。私もこんな指導者の元で部活がやりたかった、とずいぶん昔の出来事を思い出したのだった。と同時に監督が私と同じ学年であると知って、これから部活動の指導者も世代交代が進み、良い環境下で部活ができるようになるのではないかと少し希望が持てた。 続きを読む