トロントでの引っ越し方法

前回の「3回目の引っ越し」の続き。

日本で引っ越しというと一大イベントなイメージだけど、カナダだとそれほどでもない気がする。シェアハウス(リビング・キッチン・バストイレが共用で鍵付きの個人部屋がある、が基本)が気軽に借りられるのが理由の一つだと思う。シェアハウスでなければ、アパートやコンドミニアム、家を借りたり(買ったり)することもできるが、一番気軽なのはシェアハウスだと思う。

まず、部屋探しは2つのサイトを検索するところから始まる。

Kijiji : カナダ全土を網羅しているクラシファイドサイト(英語)

e-maple : カナダ全土に在住する日本人用のクラシファイドサイト(日本語)

よさそうな物件を見つけたら片っ端からオーナーに連絡を取る。基本はemailもしくはテキストメッセージである。連絡を取ってもオーナーから返事が来るかは運次第。掲載されていても既に借り手が見つかっている場合もあり、その際には返事がないことが多い。運よく連絡がきたら、見学の日程をできるだけ早い日時で取りつける。見学することが決まっても、その前に借り手が見つかったらおしまいだからだ。とにかくスピードが大切である。

今回の引っ越しで私は3日間で10件の物件に連絡をし、部屋探し開始初日から見学に行った。

そして私は見学した2件目の物件に入居を決めた。オーナーにその場で入居の意思を伝える。その段階で私は次の日に4件の見学を控えていたが、キャンセルすることにした。オーナーはその場でその後の見学者に対してキャンセル連絡をし始めた。その後、オーナーから家の説明を聞いている時に、私の30分前に見学していた人から入居の意思を伝える電話が鳴った。でももうすでに私が入居することに決まっていたので、彼女は入居できない。私の方が5分決断が早かったおかげで、私は幸運にも部屋を決めることができたのである。

部屋が決まれば引っ越し当日のプランを立てる。基本的にトロントに住む人は引っ越し業者を使わない。というか引っ越し業者があるのかどうか私は知らない。みんな自力で引っ越しをするのだ。

私はこれまで、引っ越し先の新しい家のオーナーに車で手伝ってもらう、大型車を持っている友人に手伝ってもらう、などして引っ越しをしてきたが、今回はカーシェアリングのシステムを使い、引っ越しをした(運転は友人)。時間単位で気軽に借りられるカーシェアは便利だし、1日レンタルするよりも経済的である。

enterprise car share を利用。結局2往復した。

そんなこんなで私のカナダでの3回目の引っ越しは無事に終了した。引っ越しは少々面倒だけど、新しい環境での生活にはわくわくするし、なかなか良いものだと思う。

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