3回目の引っ越し

3度目のカナダでの引っ越しでやっと、トロントに住んでいる、と堂々と言えるようになった…ような気がする。私は時間通りに来ることがない電車やバスに乗りたくなかったので、学校のあるEtobicoke(エトビコと読む。エトビコの名前は先住民族の言葉が由来で英語ではない)というエリアに住んでいた。トロント市とミシサガ市の境目で、近くにはオンタリオ湖しかないという場所。ダウンタウンで人に会った時に家の場所を答えると、なぜそんなところに?と絶対に聞かれるそんな場所。日本で言うと、埼玉との県境、東京都足立区の竹ノ塚駅からバス、みたいな立地だろうか。足立区が地元の私にはちょっとお似合いの場所のような気もしないでもないが、無事に学校も卒業したので、Etobicokeから出ることにしたのだ。引っ越し履歴を書いてみるが、下記①②③はすべてEtobicokeである。

● 私の引っ越し履歴●

①ホームステイ/フィリピン系オーナー(2ヶ月):学校までバスと路面電車で40分。日本から家を探すのは難しいし、ホームステイの経験がなかったので興味本位で決定。でも私は自分のペースで生活したいタイプなことに気が付き引っ越しを決意。

②シェアハウス/コロンビア系オーナー(10ヶ月):学校まで路面電車で20分。経済的物件だったが、毛虫大量発生&身の危険を感じて引っ越しを決意。

③シェアハウス/ロシア系オーナー(1年半):学校まで徒歩5分。信じられないほど大きな個人部屋、日当たり良好で大好きだったけど学校卒業に伴い引っ越しを決意。

④シェアハウス/中国系オーナー(先週から):主要駅まで電車で約20分、地下鉄駅から徒歩圏内。

シェアハウスはオーナーと家をシェアするタイプと、借り手だけでシェアする2つのタイプがあるけれど、私の場合はすべてオーナーと家をシェアするタイプだった。その方が家のメンテナンスが行き届いていて、掃除もオーナーが行うので家の中が綺麗に保たれる可能性が高い。またパーティーで騒いだりするような人も出にくく家の中の秩序が保たれやすいからだ。オーナーが家にいるなんて嫌だ、という人もいるけれど、家で静かに過ごしたい私にとって、オーナーが家にいてくれるのはとても助かるし、オーナー家族と生活することで私とは違う文化を感じたり、家族の形を垣間見ることができるので、面倒なこともあるけれど結構楽しいし発見があったりする。

ちなみに、言うまでもなくオーナーとの相性は重要だが、日本人の私は「日本人だから」という理由で第一印象はかなり得をしていると思う。今まで彼らと関わった日本人に感謝だし、私がその印象を悪くしないように対応できていたら良いなと思う。

明日は、トロントでのシェアハウスの探し方と引っ越し方法について書く予定。日本と全然違うシステムで気軽に引っ越しのできるカナダ。お楽しみに。

私の全荷物。なんだかかんだ増殖中である。

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