NYと私の最悪な出会い(2009) 前篇・後篇を書いて、色々な人から反応をもらって、旅における「安全」ってなんだろうかと今一度考えた。
「安全」に過ごすにはどうしたら良いかを考えるより、どうすれば「危険」をすばやく察知して回避できるのか、を考えることが旅では大切だと思っている。 続きを読む
NYの夜のハーレムにゴスペルを聴きに行った私。私はそこで初めて銃声を聞く。「私とNYの最悪な出会い(2009)」の後篇。
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私はなにが起こったのか全く理解できなかった。パンという音は爆竹が鳴ったような音だったので、それが銃声だなんて想像できなかったのだ。 続きを読む
今ここで死んだら「無知な日本人がNYで死んだ」と日本で報道されるのだろうか、私の両親は無知な私を育てたとしてバッシングを受けるのだろうか、もしそうなったら申し訳ない。いやまてよ、そもそも私が死んだことはちゃんと日本に伝わるのだろうか。パスポートを今持っていてよかった。私が死んだ時にはこのパスポートを誰かが確認してくれるに違いない。私はきっと日本に帰ることができる。 続きを読む
なんだかよくわからないうちに、私はNYで働きたいけどビザがなくて働けないNY大好きな人、にされていた。目の前にはとある有名ホテルに勤務しているという、仕立ての良いスーツにピカピカな靴を身に付けた、話の止まらないアフリカンなアメリカ人。しかもちょっとイケメン。彼は私がNYで働く方法がないかビザの検索をし始めてしまった。 続きを読む
トロントで起業した日本人女性と言ったなら、必ず話に出てくる人がいる。NOHOHON Tea Room のななこさんである。NOHOHON Tea Roomはやさしい甘さの健康的な抹茶味のバブルティー(タピオカティー)を提供しているカフェのことで、トロントで人気がある。 続きを読む
正直に言えば、アメリカのトランプ大統領は好きじゃない。でもせっかくNYに来たのだから、トランプタワーは見ておきたかった。そんな風に思うのは私だけではなかったようで、外にはちらほらと写真を撮っている観光客がいた。 続きを読む
私は自分の嗅覚に結構自信がある。だからたまに嗅覚に任せてふらふらと人に会いに行ったりする。そんな時にお会いした人に間違いはない。必ず会ってよかったと思える。だからふらふらと嗅覚に従った、人に会う旅はやめられない。 続きを読む