龍に呼ばれてNY

私は自分の嗅覚に結構自信がある。だからたまに嗅覚に任せてふらふらと人に会いに行ったりする。そんな時にお会いした人に間違いはない。必ず会ってよかったと思える。だからふらふらと嗅覚に従った、人に会う旅はやめられない。

今回はスケジュールと予算の関係で直前まで迷っていたのだけど、出発の17時間前にフライトの予約をして、1泊2日でNYに行ってきた。目的はMari Nishimuraさんの個展に行くこと、彼女のライブペインティングを見ること。知人の知人だったので、出発の6時間前くらいに繋いでいただきメッセージのやり取りをさせていただいた。そうしたらますます楽しみになり、興奮のあまり寝られず1時間睡眠で明け方の空港へ向かいNYへ飛んだ。

NYに行って良かったと思う。Mariさんは今にも動き出しそうな力強い生命力に溢れた素敵な龍を描く。ギャラリーで龍に出会った瞬間に、この龍に呼ばれて私はNYに来たのだと思った。初めて絵を見て泣きそうになった。少し気を緩ませると泣きそうになるので、ギャラリーでは少し険しい顔をしていたかもしれない。

力強い龍を描くMariさんは意外にもふわふわやわらかく良い人オーラを身に纏った方で、拍子抜け。私が勝手にイメージしていた勝ち気で力強い女性とは全く違ったけれど、内に秘めたものがあるようだった。そうでなければこんな龍は描けない。ギャラリーで働いている方は「Mariの絵は彼女の正直な人柄が表れているでしょ?だから素敵だし、私は好きなのよ」と言っていて、絵と人柄が繋がることを知った。

ライブペインティングでMariさんの指先から(Mariさんは指で描くのである)龍が生み出される瞬間は、少し不思議な瞬間だった。するするっと龍が今までずっとそこにいたかのように、何の違和感もなく姿を現すからである。そこに眠っていた龍がMariさんの指を借りてキャンバスに現れた、とでも言おうか。とにかくなんだか不思議な空間だった。このライブペインティングに合わせてギャラリーに来て良かったと心から思える空間だった。

ギャラリーには、様ざまな方が絵を観に来ていたけれど、NYは日本とは違い芸術がもっと身近にあるものなのだ、ということを実感した。ギャラリーで展示されている絵は買うこともできたので、私がいた時にも一人の方が絵を購入していたし、ふらっと絵を観て行く人もじっくり観て行く人も、年齢人種問わず、色々な方がいた。

Mariさんは今後、日本はもちろんのこと、香港、ベルリン、NYなどで個展やグループ展をやるそうなので、お近くの方はぜひ龍に会いに行ってみてはいかがでしょう。

少し背中を押してもらいたい時、迷いがある時、もやもやしている時、きっと龍から力をもらえると思います。私がそうだったように。

2018年のカレンダーを購入。Happyな1年になりそう。

 

 

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