日本語を学んでいるけど、ぼくはオタクじゃないよ、と複数の人から何度か聞いた。トロントで日本語を学んでいるとアニメなどが好きなオタクだというイメージを持たれるらしい。恐らくこれはトロントに限ったことではなく、全世界に言えることのように思う。そして実際にアニメが理由で日本語を学んでいる人も多いのだと思う。でもそうでない人も結構いる。 続きを読む
カテゴリー: 感じたこと
トロントの昔の暮らし
1800年代のトロント近郊に実際にあった家を移築して作られた村がある。Pioneer Villageは入場料を払って入る昔の人たちの暮らしぶりを学ぶ場所だ。聞くところによると、トロントの学校では社会科見学で訪れるのが定番らしいが、それ以外で訪れる人はそれほど多くはないらしい。もちろん地球の歩き方には記載がないし、tripadvisorでも48位(評価は4.5)なので、知っている人しかたどり着けない場所だと思う。 続きを読む
マリファナは所持していますか?
San Antonioを発ってから6時間半近く。Charlotte経由でトロントピアソン国際空港(YYZ)へ到着した。とても安心する瞬間である。何かあったら友人に助けを求められるし、大抵のことは自分でできる。トロントは私のホームだ。 続きを読む
カウボーイのいる州 Texas
Texasに行くんだ、と友人に言ったら、Texasではたくさんのカウボーイに会えるよ、と言われた。いやいや今の時代にカウボーイなんているはずがないだろうと思い、友人は私をからかっているのだと思った。まさか、本当にカウボーイに会えることも知らずに。 続きを読む
寛容で自由な本の売れる街 Austin
本好きな私にとって著者とは特別な存在である。私にまだ知らない世界や知識を教えてくれる著者。とても有名な著者であればインタビュー記事を読んでその人となりを知ったり、講演会やイベントなどに行ったりしてお会いすることもできるのかもしれないけれど、それはごく限られた著者だけだと思う。基本的にお会いできる機会は限られていると思う。 続きを読む
治安は公共図書館に行けばわかる
公共図書館はその地域を計るバロメーターの一つになり得ると思っている。どんな本を所蔵するのか、どんな人が利用するのか、公共図書館に行くとその地域のことがなんとなくわかる。私は図書館が好きで色いろな国や地域の図書館に行ってきたが、その度に色いろな発見を図書館でしてきた。 続きを読む
本物と本物でないもの in Houston
日本の博物館と北米の博物館は同じようで全く違う。伝えたいことは同じでも、展示の仕方が全然違うのだ。よく日本の博物館に行っていた私にとって、北米の博物館へ行くことは展示を楽しむだけでなく日本のそれと比較できるのも楽しい。 続きを読む
旅は帰宅してからも楽しい
23日の仕事終わりに空港へと急いだ。会社から空港までタクシーで10分。普段は辺鄙なところにあるオフィスで嬉しくないけれど、この時ばかりは会社がこの場所にあることに感謝した。
今回の旅はTexas州を周る旅だった。San Antonioから入り、Houston、Austin、そしてSan Antonioに戻ってきてトロントへ戻る。 続きを読む
同僚の解雇、その時周りは
社会制度や社会構造は、良い面もあれば悪い面もあって当然だと思う。人によって立場や状況が違うので、ある人にとっては良い制度でも、ある人にとっては悪い制度になり得る。だからすべての人にとって良い制度なんてあり得ないのである。 続きを読む
ステレオタイプの呪縛
Mikiって~な性格だよね、とかMikiって~な人だよね、と言われる時にはほぼ100%全然私が予想していないような言葉が入る。その度に私はそのような風にこの人に映っているのだな、と少し複雑な気分になりつつ、とても興味深く他人から見た私の性格分析を聞く。どんなに私自身が違うのではないかと思ったとしても、私は基本的にそれを否定することはしない(肯定もしないが)。 続きを読む