新型コロナウイルス モニタリング検査 を受けてみた

街中で見つけた「新型コロナウイルス モニタリング検査 実施中」ののぼり。ここで検査してくれるのか?しかも外で?と不思議に思ってハッピ姿のお兄さんに声をかける。

すいている。人気がないらしい。

のぼりは少しミスリードだった。「新型コロナウイルス モニタリング検査キット 配布中」が正しい。ここでは検査しておらず、検査キットをもらって自宅で自分で採取したものを、指定先へ郵送して確認してもらうというものだった。結果はアプリでわかるらしい。

せっかくなので、ハッピ姿のお兄さんに色いろ質問してみた。

このモニタリングの目的は「緊急事態宣言の解除後に地域で新型コロナがどれくらい広がっているのかをモニタリングするためのものだったが、また緊急事態宣言が出てしまっているので・・」と苦笑い。いろいろな場所を回っているようで、この場所は今日だけで、明日はまた違う場所で実施する、と言っていた。

新型コロナの自覚症状がない私だったので、PCR検査をする意味はさほどない気がしたが、せっかくなので、キットをもらうことにした。

キットをもらうだけなのに、指定アプリをスマホにダウンロード、Googleフォームに個人情報の入力、検査キットとアプリをQRコードで紐づけ、いつ自宅で検査キットを使うのかを自己申告、注意事項を一つずつ確認するなど、結構な手間がかかった。

チェック項目

28日に検査キットをもらったが、29日は祝日で郵便局は休みなので、30日に検査キットを使うと申告し、今日自宅でやってみた。

アプリと検査キットのパックはソフトバンクグループのヘルスケアテクノロジーズ株式会社のもの。もらった箱にはなにやらたくさん入っていた。

検査キット自体は中国のZeesan Biotechという会社のものだった。

唾液を取るものと、漏れ防止に使う袋。

別に難しいことは何もないのだが、失敗するのは嫌なので、アプリを開きながら長い説明を読む。

無事採取して梱包。

梱包後はこんな感じになる。危険物と書かれているのを見て複雑な気分になる。ちなみに採取した唾液は不活化されているのでこの状態では危険ではない。宅配伝票は裏面へ貼る。

これが終わると、郵便局へ出しに行くか、集荷を頼むか、である。ポストの利用はダメなのだそうだ。郵便局で出したらすんなり受け取ってもらえた。こんな注意事項が書かれていたので、少し拍子抜け。

数日後にアプリで結果が出るとのことなので、楽しみに待つことにする。

ただ、キットを配布していたお兄さんとの会話や、実際に検査を受けてみて、日本はこんな状態で大丈夫なのだろうか、とますます心配になってしまった。

以前住んでいたトロントが位置するオンタリオ州では、私が属する30歳以上の人は5月17日の週からワクチン接種の予約が取れるようになる、と先日アナウンスがあった。他国は実態把握のための検査を実施した上で、被害を少なくするためのワクチン接種をすでに進めているのだ。

 

最後に・・東京での検査キット配布場所はこんな感じのようだ。9ヵ所で実施されている模様。もしかしたら遭遇できるかも?

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