東回りで時差ぼけはひどくなる

日本での三週間の一時帰国を終え、トロントに戻ってきて一週間。4回目の一時帰国にして最悪の時差ぼけと言う名の体調不良に陥っている。いつもの私なら時差ぼけは気合いで乗り切ることができていたが、今回はそうもいかなかった。

原因は、トロントで長期にわたって超が付くほど規則正しい生活をしていたことに加えて、トロント(冷夏)→東京(酷暑)→トロント(すでに秋)だったので気温差があり体力の消耗が激しすぎたことだと思っている。

今年のトロントは例年より涼しく、一時的に暑いことはあっても、気温は30度をほとんど超えることがなかったと記憶している。それに加えて湿度も低いので、かなり快適な夏だった。暑くないのでサンダルを履く機会が少なく、少し寂しいくらいだった。

ところが、東京は酷暑だ。暑さへの免疫機能が弱くなっていた私はすぐにダウン。動けなくなった。やっと東京の暑さに慣れたと思ったらトロントへの帰国である。そしてトロントに戻ってきたらもう秋になっていた。なんと朝方には8度まで下がる。これは東京の冬の平均最高気温くらいで、前日まで30度以上の東京にいた私にはもう耐えがたい寒さだ。もう今後は絶対にこの時期に一時帰国することはやめようと誓った。

時差ぼけが今まで軽かったこともあり時差ぼけに興味はなかったが、調べてみたら知らなかったこともわかった。

これは自分でも体感していたことだが、西回りより東回りの方が時差ぼけがひどくなりやすいという。私は日本に一時帰国できる高揚感から疲れが出ていないのではないかと思っていたが、実はそうではなかったらしい。1日が長くなるより短くなる方が身体が適応しにくい、というのが根拠のようだ。

そして時差ぼけというと、ただ変な時間に眠くなることだと思っていたが、体内時計が崩れることで様ざまな不調を起こすことも時差ぼけに含まれるという。

時差ボケの症状は人によってさまざまだが、頻度の高いものから挙げると、不眠(約70%)、日中の眠気やぼんやり感(約30%)、能力低下や頭重感(約20%)、食欲低下などの消化器症状(約15%)、倦怠疲労感(約10%)、眼精疲労やかすみ目(約5%)など多種多様。

National Geographic

今回の私は全ての項目をコンプリートしている気がする。でもこの体調不良は時差ぼけから来るものなのだとわかり少し安心した。

トロントの寒さがつらすぎて、一瞬本気で一時的にフロリダ(割と近いし航空券が手ごろだった)に避難してしまおうかと考えたけれど、そこは思いとどまってトロントの寒い寒い冬と向き合うことにした。

早く復活できるように出来る限り太陽の光を浴びて生活したい。このサイトによれば完全に時差ぼけを解消するには一ヶ月かかるとも書かれているので、少し気が重いのだが。

東京の明るい明るい夜景。また来年。

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東回りで時差ぼけはひどくなる” への2件のフィードバック

  1. みみみ のコメント:

    ミキさんお久しぶりです!
    ブログの更新がないので心配していました。
    休暇がこれからの良い活力になりますように。
    これからの寒い寒い冬、ご自愛くださいね。

    • mikiando のコメント:

      みみみさん、コメントありがとうございます:)
      言われてみれば前回更新から一ヶ月ほど時間が経ってしまっていましたね。変わらずにブログをチェックしていただいていたようで嬉しいです。ありがとうございます。
      日本には大型台風が迫っているようですが、十分お気をつけてくださいね。

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