向かった先は火事現場 In NYC

NYらしい朝食を取りたいと思い、ベーグルを食べることにした。モントリオールベーグルが好きなので、NYベーグルも試してみたかったのだ。以前、友人にお勧めされたBlack Seedというチェーンのベーグル屋さんに行くことにした。

何店舗かある中で、次の予定に都合の良いロケーションを探す。Boweryという地下鉄駅近くの店舗がよさそうだ。地下鉄に乗り、そこから店舗まで歩いて向かっていると、消防自動車が何台も停まっていた。誤報ではなくどう考えてもこの近くで火事が起きたことがわかる。あらあらと思いながら、ベーグル屋さんに続く道を曲がって驚いた。なんと火事があったのは、私が向かっていたベーグル屋さんだったのだ。

ここで朝食の予定だったのに…

みんなでホースのお片づけをしています

誰かからの差し入れ?現場横に飲み物

こんな偶然あるだろうか。1泊しかしないNYの唯一の朝食場所に向かったらそこで火事が起きていたなんて。

後からネットで調べたらオープン前である6 時半に出火し、けが人などは出なかった模様。被害にあわれた方がいなくて本当によかった。

そしてWIFI環境下でないとネットに繋がらない私は途方に暮れた。

たくさんの消防車を見ながら現場を後にする

近くをふらふらさまよった後、気を取り直して美味しそうなクレープ屋さんで朝食をとることにした。

一枚一枚注文後に作ってくれます

トマト、モッツァレラチーズ、バジルのクレープ

NYスタイルベーグルではなくフランスの食べ物であるクレープになったのはちょっと誤算だったけれど、美味しくクレープをいただいた。クレープだが中身はピザのような感じで、日本人の私にとっては新鮮だった。

NYはエネルギーに満ちていて、住んでいる人の属性がトロントとはずいぶん違うのだと行く度に感じる。短い滞在にも関わらず良くも悪くも本当に色いろな場面に遭遇する。

火事に比べれば些細なことだが、ケータリングのワゴンを地下鉄で運んでいる人がいたり、いきなり地下鉄内で車内販売を始めてしまう人がいたり、スマホで道を確認していると、ぼろぼろの服を着た人がいきなり道を教えてくれたりした。

何を運んでいるの?!

お気をつけて!

がらがらとバスケットを引いて車内販売

やはりNYは特別な都市で、のんびりしたトロントから刺激をもらいに行くにはとても良い都市だとも思う。私はそんなNYが少し好きだ。

さすがに電車内でラジカセで音は鳴らさないと思う、普通は。でも鳴らしちゃうのがNYなのだろうな。

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