コロナ禍で移動が気軽にしにくくなったのはものすごく辛いが、その分、家で楽しめることが増えているのは、かなり嬉しいし大歓迎だ。
先日は東京の自宅から≪能登かき「ガンガン焼き」祭りオンラインツアー≫に参加した。人生で一番牡蠣を食べた日になった。オンラインツアーは生産者さんや他の参加者とZoomで繋がり、一緒に調理して、一緒に食べながら牡蠣について生産者さんの話を聞くというものだ。
オンラインツアー前日、牡蠣が自宅に到着。牡蠣の入れすぎで箱の蓋がちゃんと閉まっていない状態で届き、思わず笑ってしまった(蓋は取れないようになっていたので運搬に問題はない)。早速食べたい衝動に駆られるも、我慢して冷蔵庫の中へ寝かせる。
オンラインツアー当日、ツアー開始前に調理ができるようにセットする。ガンガン焼きとは缶の中に牡蠣と水とお酒を少し入れて蒸し焼きにしたものを言う。生産者さんが言うには一番美味しくて一番簡単な調理法なのだそう。
最初に能登についてのレクチャーと調理する時の注意事項などを生産者さんから聞いてみんなで「点火」。調理と言っても火を点けるだけなので、誰でもできる。
調理の最中には牡蠣・ワイン・ビールの説明など。実は牡蠣と一緒に能登ワインと能登ビールも一緒に購入できたのだ。私はワインとビールは頼まなかったが、説明を聞いて購入しておけばよかった、と後悔した。
あっという間にガンガン焼きの牡蠣の出来上がり。写真は一番最初に私が食べた牡蠣。大きいと思って写真に収めたが、2個目以降の牡蠣の方が大きかった。ただ、食べるのに夢中だったのでこれ以外の写真はない。
牡蠣はぷりぷりで本当に美味しかった。それもそのはず、能登の牡蠣は美味しい牡蠣としての表彰経験もあるらしい。他の地域に比べると小ぶりだというが、その分美味しさが凝縮されているのかもしれない。
今回参加したのは、2013年に初めて能登に行った時に、たまたま牡蠣小屋の前を通りかかり、「能登の牡蠣は最高に美味しいから、牡蠣のシーズンにまた来てね」と言われたのを思い出したからだった。8年越しの牡蠣は大満足だった。
でも今回、能登に行けば屋外、しかも電車のホームでこたつに入りながらガンガン焼きを楽しむことができるということを知った(駅マルシェわんだらぁず)。次のシーズンは直接能登を訪問かな、と能登でしたい新しいことが増えた。
※私は美味しい能登牡蠣のファンですが、回し者ではありませんので念のため、笑