草間彌生美術館

新型コロナの自粛期間が明けて、色いろなビジネスが再開された。私は人込みを避けたいので都心に行くことは少ないが、それでも少しずつ行動範囲を広げている。

先日は早稲田にある草間彌生美術館へ行ってきた。2018年にトロントで草間彌生の企画展に行って以来、いつか訪れたいと思っていた場所だ。

昨日まで≪特別展ZERO IS INFINITY「ゼロ」と草間彌生≫を開催していた。会期は3月5日から5月31日。新型コロナで3月9日から5月27日まで休館していたので、ほとんど(8日間?)公開されずに終わってしまうというもったいない展示だった。

もともと事前にチケットを購入しないと入場できない仕組みの美術館だが、入館前には検温、手のアルコール消毒をし、マスク着用必須、ロッカーの使用禁止など様々な対策が取られていた。

入口で検温してくれる方もマスクにフェイスシールドで完全防備。

鑑賞しているのは外国の方も多く、美術館内では英語やドイツ語で話をしている人がいて東京ながら少し異国感が漂っていた。

今回はこの美術館で初めてのグループ展だったようで、草間彌生以外の作品が大半だった。草間彌生ファンには物足りないかもしれないが、今まで知らなかった素敵な芸術家や作品との出会いがあるのでグループ展は違う面白さがあると思う。

私の今回のお気に入りはオットー・ピーネの「煙のドローイング」だった。限られた会期だからだろう。会場は写真撮影が禁止されていたが、サイト内で作品を確認することができる。

一番右が「煙のドローイング」

あとはトロントの展示会でもあった体験型?展示。草間彌生の定番なのだろうか。不思議なインフィニティ空間がトロント同様に東京でも広がっていた。

屋上にはこれまた定番ともいえる球体の展示がぞろぞろとあった。

次回の展示「我々の見たこともない幻想の幻とはこの素晴らしさである」は7月30日から。再訪して草間ワールドを楽しみたいと思う。

エレベーターもインフィニティ。お手洗いもインフィニティだった。

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