喜びを分かち合う―バイデン候補の当確後のNY

マンハッタン、アッパーイーストの閑静な住宅街の一室で、いつもお世話になっているお姉さんとのんびりお茶を飲んでいた時、急に外が騒がしくなった。大統領選挙前後ではデモ行進が頻繁に行われていたので、デモだと思い外へ出た。でもデモではなかった。みんな、バイデン大統領候補に当確が出たことの喜びを表現していたのだ。 続きを読む

米大統領選で誰に投票したか街の人に聞いてみた

今回この大統領選の時期にアメリカを訪問したのは、お世話になっているフリージャーナリストさんに付いて行かせていただいたからだった。

テレビの生中継、現地レポートの収録、現地専門家のインタビュー収録、ラジオの生出演など、色いろなことに対応されていた。私は雑用担当だったが、NYとワシントンD.C.ではテレビ用の市民インタビューをさせていただいた。 続きを読む

大統領選に伴う暴動への備え

NYの様子は普段と全然違った。コロナの影響だろう、いつも観光客で溢れているタイムズスクエアもがらんとしていて、巨大な電子広告がなんだか虚しく感じられるほどだった。日本のアイドルである嵐の新曲プロモーションも行われていたが、通常より影響は少ないのだろうな、と思った。(Spotifyの広告だった)。 続きを読む

ニューヨークのマスク事情

NYに到着して驚いた。見渡す限りすべての人がマスクを着用しているのだ。日本で見るニュースでは、トランプ大統領の演説会場にいる支援者たちがマスクを着用していない、という報道もあり、こんなにマスクを着けている人がいるなんて思わなかった。NYにはバイデン候補の支持者が多いとは言え、衝撃以外のなにものでもなかった。 続きを読む

映画を観にNY

映画が終わってから泣くなんてことはこれまで一度もなかった。映画で泣く時は映画の最中と決まっていたからだ。せっかく監督が目の前にいてくださるのに、言葉を発することができないほど、泣いた。自分でもなぜ泣いているのかわからなかったし理解できなかった。でも涙は止まらなかったし、なぜだか私はひどく混乱していた。 続きを読む

NYハイラインとの再会

もう遠い遠い昔の出来事に思えるのだけど、昨年末に「Nature is everywhere – we just need to learn to see it」というTEDTalksの翻訳に挑戦したのだった。TEDTalksが好きだったというのはもちろんだけど、当時、時間があったので何かやりたかったということ、履歴書に何か新しい記録を作りたかった(カナダではボランティア経験も書くことができる)、というちょっと不純な理由から翻訳することに決めた。 続きを読む