Wi-Fi難民

4回目の一時帰国。一時帰国者として東京で生活するのは少し不便だけど、4回目にして少しコツがつかめてきた気がする。

2年前の2017年に一時帰国した時にWi-Fiとコンセント問題についてこのブログで触れたけれど、この2年の間でずいぶん快適になったと思う。

まず、地下鉄のWi-Fi環境が整備されたことが挙げられる。なんと大江戸線なんて乗車中でも繋がる。これはトロントの地下鉄以上だ。他の線では乗車中は繋がらないものの、駅ではほぼ繋がるので待ち合わせにそれほど困ることはなくなった。

そしてカフェである。今回気が付いたのだが、コーヒーチェーンによってかなり整備度合いが異なる。一番整っているのはタリーズで、Wi-Fiがあるのはもちろんのこと、自由に使えるコンセントもそれなりに数があるので、PCで作業をするのにも困らない。今回の一時帰国は何度もタリーズにお世話になった。スタバにもWi-Fiはあるがコンセントの数に限りがある店舗が多い印象。お店に入ってからがっかりする確率が高い。

これは少し意外だったが、コンビニもちゃんと整備されている。ただ、コンビニは個人情報を入力して登録しなくてはいけないことと、利用に制限があるのであまり印象は良くない。

ブラウザ:1回 最大20分(1日3回まで)
ファミリーマート Wi-Fi簡単ログインアプリ:1回 最大60分(1日3回まで)
※メンテナンス時間(毎週月曜日1:00~5:00)はご利用頂けない場合がございます。

ファミリーマートHP

と、ここまでは東京の話。実は今回の一時帰国では初めて地方に、4日間長野県へ滞在したが、ほとんどWi-Fi環境は整っていなかった。一番驚いたのは、ホテル(結構ちゃんとしている大きなホテル)の部屋にWi-Fiがなく、Wi-Fiに繋ぐためにわざわざロビーまでいかなければいけなかったことだ。とは言っても長野県へは用事というか目的があっての滞在で一人ではなかったので、途中からはデジタルデトックスをしていると思うことにした。

でも、もし私が日本語を話せない個人旅行者だったら、と思うとぞっとする。地方では日本語しか通じない場所も多いだろうし、そんな中でネットに繋がらないのは厳しいと思うのだ。でも、お宿にはWi-Fiを整備してもらいたいところではあるが、地方にWi-Fiを完璧に整備するのは現実的ではないので、やはり地方を楽しむにはWi-Fiをレンタルするのが安心なのかなぁと思う。

Wi-Fi問題を除けば長野はとてもとても良いところだった。海外の人にももっと知ってもらいたい。そして私もまた行きたいと思う。

…とこのブログを2019年10月の台風19号が日本を直撃する前に書いていたのだけれど、この台風で長野県は千曲川が決壊して大規模な被害があったようだ。どうか長野の人々、そして今回の台風で被害にあわれた方々が一日でも早く日常を取り戻し、心穏やかに毎日を暮らせる日が来ることを願っている。

下栗の里、絶景でとても気持ちが良かった。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です