前回更新した退職についてのブログのアクセスがいつになく伸びていて、驚くと同時に少し恐くなっている。少し自分にプレッシャーをかけるために書いたという意図もあったりするのだけど、ますますがんばらなければいけないという気持ちになっている。
さて、退職したおかげで毎日会社で飲んでいた無料のコーヒーが飲めなくなったので、ますますスタバ出現率が高まっている。特にスタバのコーヒーが好きだというわけではないのだが、スタバはどこにでもあり長居しやすいし、Wifiがほぼ確実に繋がるのでWifiが不安定になりがちな地元の個人経営のカフェに行くよりも安心感がある。それにスタバカードのポイントを貯めて少しお得にコーヒーが飲めるので、なんだかんだスタバに行くことが多い。
頻繁にキャンペーンもしていて、指定のドリンクやフードをオーダーするとボーナスポイントがもらえたりする。今やっているのはこのキャンペーン。昨日ラテをオーダーしたので、一つチェックが入っている。これで50ポイントをもらうとコーヒーかパンと交換できる。
スタバでは最近環境問題への取り組みで冷たい飲み物のストローが廃止された。地元のカフェの一部ではプラスチックのストローから紙のストローに変わっているところが多いが、スタバではストロー自体を廃止することにしたらしい。少し前から一部の店舗で試験的に行っていたが、最近すべての店舗のすべてのお客さんに対してのサービスになった。基本的にホットドリンクしか頼まない私だけれど、このカップを試してみたくて頼んでみる。
最初はホットと同じ形状なので何も問題はないと思っていたが、結構問題だった。まずカップの下にあるシロップをどのようにかき混ぜるのか、という問題である。ぺらぺらの木のマドラーでがんばってかき混ぜても限界があるので、少し飲んでからカップを振って混ぜる。せっかく飲み始められたと思ったら飲み口が大きすぎて氷まで口の中に入ってくる。なかなか厄介だ。
だからだろう。せっかくのこの容器にストローをさして飲んでしまう人もいる。するとこんな感じになる。
ストローは店員さんに言わないともらえないので、このように飲んでいる人はわざわざリクエストしたことになる。せっかくスタバはプラスチックごみを少なくしようとしているのに、わざわざ頼んでストローをもらう人が信じられないと思っていたが…身近にいた。何でも豪快なインド人元上司である。彼女は私の最終出社日にこの飲み物を買ってきてくれたのだけど、さすが彼女だな、と思った。もちろんサイズは一番大きいベンティ。
そんな日から数日、アイスラテをオーダーしたらカバーが少し変わって氷が出てこないようになっていた。飲み口はホットと同じ大きさに少し改良されていたのだった。これならストローをさすこともできないし、飲みやすいしちょうど良い。
ちなみに、フラペチーノにはストローが付く。さすがに直でフラペチーノを飲むのは難しいということか。ちなみにトロントでフラペチーノを頼むと日本のフラペチーノに比べて氷が少ないのか緩いので、すぐに飲み始められる。
スタバは2020年までに世界中の店舗でストローを廃止すると発表しているので、近々日本でもこのアイスのキャップにお目にかかれると思う。
私にとって日本は何でも包装してしまうプラスチェックの大量消費国というイメージが強いが、これから少しずつ変わって行くのだろうか。そうあってほしいと、カナダでの環境問題への取り組みを横で見ながら思うのだった。
参考:Global News 「Starbucks to ditch plastic straws globally by 2020」
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