日本のハロウィンVSカナダのハロウィン

毎年いまいちハロウィンに興味が沸かない。カナダで迎えた昨年のハロウィンはパンプキンパレード(ジャックオーランタンをたくさん並べたイベント)に行ったり、ハロウィンパーティーに行ったりしてそれなりに楽しんだけれど、めんどくさがりということも手伝って、仮装はしなかった。

ハロウィンの時期になると必ず思い出すことがある。何年か前に、渋谷のハロウィンイベントに参加したという友人がしてくれた話だ。 続きを読む

何を買って帰るのですか

一時帰国中にはお会いした方から、トロントでの日常生活について質問を受けることが多かった気がする。当たり前だけど、私にとっては日常の出来事すぎて、それほど気に留めることもないようなことだけど、質問に答えながら、トロントでの生活について改めて考える良い機会になったように思う。

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印象の不一致

こうしてブログを書いてはいるけれど、ブログ更新のお知らせといえば私が直接お会いしたことのある方と繋がっているFacebookの個人ページくらいなので、私を全く知らない人がブログを読む機会はほとんどないのではないかと思っている。 続きを読む

NYハイラインとの再会

もう遠い遠い昔の出来事に思えるのだけど、昨年末に「Nature is everywhere – we just need to learn to see it」というTEDTalksの翻訳に挑戦したのだった。TEDTalksが好きだったというのはもちろんだけど、当時、時間があったので何かやりたかったということ、履歴書に何か新しい記録を作りたかった(カナダではボランティア経験も書くことができる)、というちょっと不純な理由から翻訳することに決めた。 続きを読む

私とNYの最悪な出会い(2009)あとがき

NYと私の最悪な出会い(2009) 前篇後篇を書いて、色々な人から反応をもらって、旅における「安全」ってなんだろうかと今一度考えた。

「安全」に過ごすにはどうしたら良いかを考えるより、どうすれば「危険」をすばやく察知して回避できるのか、を考えることが旅では大切だと思っている。 続きを読む

私とNYの最悪な出会い(2009)後篇

NYの夜のハーレムにゴスペルを聴きに行った私。私はそこで初めて銃声を聞く。「私とNYの最悪な出会い(2009)」の後篇。

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私はなにが起こったのか全く理解できなかった。パンという音は爆竹が鳴ったような音だったので、それが銃声だなんて想像できなかったのだ。 続きを読む

私とNYの最悪な出会い(2009)前篇

今ここで死んだら「無知な日本人がNYで死んだ」と日本で報道されるのだろうか、私の両親は無知な私を育てたとしてバッシングを受けるのだろうか、もしそうなったら申し訳ない。いやまてよ、そもそも私が死んだことはちゃんと日本に伝わるのだろうか。パスポートを今持っていてよかった。私が死んだ時にはこのパスポートを誰かが確認してくれるに違いない。私はきっと日本に帰ることができる。 続きを読む