8時間会社で働くとそれなりにくたくたになる。せめてもの救いはほとんど残業がないことだ。土曜日午前中のトロント日本語学校のTA(ティーチングアシスタント)のボランティアは仕事の関係で続けることができなくなってしまって残念だけれど、トロント大学の日本語クラスのTAは続けることができている。毎週月曜日の夜は、仕事を出来るだけ早く終わらせてダウンタウンに急ぐ。 続きを読む
カナダ社会とスモールビジネス
カナダでは自分で小さな事業をしている人が多い。大学のキャリアについて考えるセミナーの時に、「自分で事業を始めようと思っている人」という質問に、結構な数の学生が手を挙げていて驚いたことがある。平日の昼間にカフェに行けば、フリーランスの人と思われる人が作業をしていたり、ラフは格好で商談をしている人をよく見かける。 続きを読む
シェアオフィスの住人
自分の強みと理想の仕事―カナダ就活
職探しに絶望していた私だったけれど、絶望していられる期間は限られていた。生きていくにはお金が必要なのだ。もう嫌で嫌で仕方がなかったけれど、細々と就職活動を始めた。 続きを読む
絶望から始まったカナダでの職探し
カナダで聞く就活の話はとにかくひどく、私を恐がらせた。求人に応募しても基本的には返事がこない(つまり書類選考で不採用)ので、100社200社ととにかく多くの会社に応募しなければいけないのだ、と知人から聞いた。しかもカナダの企業はカナダ国外での職務経験をカウントしないので、カナダで最初に仕事を得るのは困難中の困難だと。 続きを読む
案ずるより産むが易し―カナダ就職
案ずるより産むが易し、ということが幸運にもカナダで頻繁に発生している。あまり日本では感じてこなかった感覚だ。なんでそうなるのかと考えてみると、それは私がカナダでの物事を計る物差しを持っていないからだと思う。 続きを読む
カナダとLGBTQと差別
前回カナダとLGBTQとわたしで書いた通り、カナダではLGBTQに寛大になろうという社会の空気があり、差別することは禁止されている。でも残念ながら差別的な発言をする人は多い。とある立食イベントに参加した時、LGBTQの話題になり、その場にいた人たちが一様に否定的な意見を述べ始めてしまい、私はどう反応して良いのかわからなかったことがある。 続きを読む
カナダとLGBTQとわたし
すいぶん時間が経ってしまったけれど、6月末にカナダのトロントではプライドパレードがあった。一昨年も昨年も今年も、このパレードを見て色いろなことを感じて、それをこのブログに書こうと思ったけれど、なんと表現をしたら良いのか考えだしたらきりがなくて書けずにいた。でも最近の日本でされているLGBTQの報道を受けて、書いてみることにする。 続きを読む
Back to School Salesは皆の味方
8月はなにかと買い物に適した月だったのかもしれない。
「Back to School」とは「学校へ戻る」という意味だけど、トロントではセールを意味することがある。Back to School Salesである。 続きを読む
ダウンタウンは自転車に乗って
もう夏もほぼ終わりの様相だが、この夏はよく自転車に乗ったなと思う。春にバイクシェアに登録したからだ。トロント内であればTTCという会社(日本でいうJR)の電車やバス、路面電車を使って移動できるが、時間通りに来なかったり、TTCを利用するほどの距離ではないけれど歩くには少し遠い、という場面が度々ある。そんな時にバイクシェアは便利なのだ。 続きを読む