会場にいるお客さんは99%白人、壇上で話す人、組織の紹介映像で出てくる人は100%白人。トロントで生活していて初めて見る光景だった。人種によって行動範囲が違うということは以前から感じていたことだけど、こんなにも実感することはなかった。アジア人の私はなんとなく居心地の悪さを感じた。同じ金額を払ってそこにいるにも関わらず。 続きを読む
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支援は“してあげる”もの?
“Want to Help People Inside Syria? Help Us Load A Container”
というUOSSM Canada主催のイベント(ボランティア募集)をFacebookで知った。その瞬間、私はなぜだか直感的に参加することに決めた。場所は家から特急電車とバスを乗り継いで1時間、トロントの隣の隣の街、Yakvill。 続きを読む
3月12日は23時間
トロントでは少し前にDaylight Saving Time(いわゆるサマータイム)が始まった。3月12日が23時間になり、時間が調整されたのだ。まだまだマイナス気温の世界で春の気配もしない毎日だったので、時間の変更と言えば「サマータイム(ヨーロッパではサマータイムと呼ぶらしい)」と思っている日本人の私からすると少し違和感があった。でも日没の時間を考えればあまり違和感はない。カナダは日本より北半球に位置しているので、日本とは日の出、日没のタイミングが季節によって大きくずれるのだ。 続きを読む
韓国国籍を持たない韓国人
戦争はいけないことだ、というのは世界共通認識だと思う。でもなぜいけないのか、という質問に具体的に答えられる人は少ないように思う。今、特に私と同じ世代の日本人にとっては。 続きを読む
ルームメイトは副会長―ゲイもレズビアンもパーティー好きもお笑い好きも、みんな生徒会役員になりたい
カナダの学生(カナダ人・留学生問わず)は日本でいうシェアハウスに住む人が多い。公共交通機関があまり発展していないので、同じトロントに家族が住んでいても学校の近くのシェアハウスに住んでいるというカナダ人もいる。 続きを読む
ステータスとしての車
トロントに住む多くの留学生の活動範囲は限られる。それは公共の交通機関で行けるところが限られているからだ。公共の交通機関で行けたとしてもバスをいくつも乗り継ぐ必要があったりする。だからといっていちいち車をレンタルするのは面倒なので、車でしか行けないところは候補地から自動的に除外されてしまう。 続きを読む
カフェで迎える朝
トロントのカフェ、特にチェーン店のカフェは自由である。何時間滞在しても店員さんに怒られることはないし、持参した物を食べていても特に注意されることもない。なんと、何も購入しないで水を無料でもらって堂々と水だけ飲んでいる強者(私の友人)もいる。何も購入せずにお手洗いを使うなんて日常茶飯事。 続きを読む
紫髪 青髪 黒髪
早口言葉ではない。紫・青・黒、それは先日一緒に食事をした3人の髪の色である。 続きを読む
厄介な火災警報器
カナダの大学では火災警報器がたまに鳴る。鳴る度にあーあ、という気持ちになる。
まず耳がおかしくなりそうなほどの警報音と共に、火災が発生したかもしれません、今後の情報に注意してください、と第一報が入る。 続きを読む
大学でノロウイルスが発生したら
少し前の話だが、大学でノロウイルスが発生した。なんでも200人以上が症状を訴えたらしかった。(大学からの最初の連絡では30人だったのだけど、最終的には200人になったらしい。)最初の人数がそんなに多くなかったこと、私が通うキャンパスではなかったことで、大変だなぁと思いつつも大して気に留めていなかった。 続きを読む