この間の一時帰国の時に、「最近外国人が増えた」という声をよく聞いた。確かに道を歩いていても外国人が歩いているのを目にしたので増えたのかもしれない。しかし依然として日本人の方が圧倒的に多く、移民都市トロントに住んでいる私は、この程度で増えていると言って良いのだろうか、などと思った。 続きを読む
カテゴリー: 一時帰国(2019 春)
みんなの憧れ、パリ
人気があるものにはちゃんとした理由があるのだ、と思った。久しぶりのヨーロッパ、初めてのパリ。トランジットで9時間半のみの滞在で街中にいられたのは4時間ほどだったけれど、とても満足な滞在だった。
私は少しひねくれ者だったのだと思う。 続きを読む
情報を得ること
何かについて知りたいと思ったなら、元の情報に直接触れるに限る。2次情報や3次情報のような誰かを介した情報は、当然だが情報発信者の意図に関わらずすでにバイアスがかかっているし、最近では正確ではない情報がネット上に溢れていたりもするからだ。だから私はふらふら旅をするし、色いろな人に直接お会いして話を聞きたいと思う。
でもそうはいかない場合もある。飛行機でどこでも行けるこの世界にあっても、行く勇気が持てない場所があるからだ。私にとってそれは安全に不安のある場所。 続きを読む
一時帰国をする理由
1年に1度は日本に一時帰国するようにしている、と言うと、お金に余裕があるんだね、とか、そんな頻繁に一時帰国してなにするの、なんて言われたりする。カナダ生活が長い人は、もう10年以上日本に帰っていないという人も珍しくないからだと思う。 続きを読む
英語生活の副作用
トロントでの英語を使った生活は、日本のようにはいかない。もちろん4年目にもなれば日常生活はなんら問題はない。でも、ちょっとした時に私は英語が理解できないのだ、と打ちのめされる。 続きを読む
習慣と適応力
トロントに到着すると、「帰ってきたなぁ」と思う。トロント4年目で東京歴の方がはるかに長いけれど、今の私の家はトロントなのだ、と改めて感じる。
ホームであるトロントを離れて故郷の東京で生活していると様ざまな違和感を覚えることになった。 続きを読む
日本人より外国人が多い場所ー三鷹の森美術館
日本人なのに観たことないの!?と度々驚かれてきたジブリ作品。日本好きの外国人は私よりもはるかにジブリ作品について詳しかった。日本人として少しは知っておいた方がいいのかな、なんて思っていた時に、ネット上に無料で観ることのできるジブリ作品(英語音声、違法?)を見つけ、いくつかの作品を友人と鑑賞していた。 続きを読む
輸入品も日本品質
用事の帰り、友人と吉祥寺の街をふらふらしていたら素敵なペルシャ絨毯やさんを発見。迷わず入ってみることに。
トロントでイラン出身の友人がいるおかげで少し身近な存在のペルシャ文化。 続きを読む
美味しい珈琲の効果
美味しい珈琲は美味しいのだ、と改めて思った。それに最初に気が付いたのは前回の一時帰国の時だった。胃の弱い私が珈琲をミルクなしで飲むのは少し勇気が必要だったけれど、珈琲を頼んで何も入れずに飲んでみて良かったと思ったことを思い出した。 続きを読む
日本の大学生は怠惰なのか
東京はどこも人だらけだな、などと思って吉祥寺のカフェに入ったら、そこでもたくさんの人が勉強していた。日曜の夕方にどうしたのだ、と思ったら、大学入試の真っ只中だったらしい。
隣の席で制服姿の女の子が数学の問題集をやっている。明日が入試の本番で今日は朝の4時から勉強しているらしい。 続きを読む