最近、少し生活のリズムが変わってきた。そうすると今まであまり遭遇しなかった光景に出くわすことがある。このあいだ久しぶりに見たのはゴミ収集車だ。見るたびに思うのだが、車はかなり大きいので、小さな私は横を通るのが少し恐い。この日もゴミ収集車を小走りで通り抜けた。 続きを読む
カテゴリー: カナダの文化
はじめての美容院
今まで避け続けてきた海外の美容院、ついにトロントで行ってきた。カナダに来てからというもの、おしゃれをする意味が見出せず(だって田舎の学生だし)、清潔で人に不快感を与えない程度の身だしなみであればいいや、というスタンスで生活してきたのだが、最近の環境の変化が私にそれを許さなくなってきたのだ。少し忘れかけていたけれど、人は見た目が9割…とまでは言わないが、第一印象は外見が大切だ。 続きを読む
寿司とSushi
私が日本人だと言うと「Sushi大好きだよ!」と言ってくれる人は多い。でも私はSushiは寿司ではないと思っている(高級店であれば話は別だけど)。別にSushiが悪いと言っているわけではない。Sushiは寿司とは違う食べ物で、そもそも比較する対象にするべきではないと思っているだけである。 続きを読む
トイレとLGBTQ
トロントの私の通う大学には、トイレの一番目立つところにポスターが貼ってある。
<If you’re in a public washroom and you think someone’s gender does not much the sign on the door, follow these steps: 1. Don’t worry about it. They know where they belong.> 続きを読む
8月の別れ
日本で別れのシーズンと言えば3月だが、カナダ、特に大学でサマーコースを受講していた人にとっては8月が別れの季節だったりする。
私の場合、カナダでの親しい友人たちはまだ全員カナダにいるので、まだカナダでの別れを経験していないのだが、カナダで一番仲の良い友人の彼氏が今朝の飛行機で帰国したことで、なんだか私までセンチメンタルな気分になっている。 続きを読む
全カナダ剣道選手権大会
3年に一度行われる世界剣道選手権大会に先立って19th Canadian National Kendo Championshipが行われた。日本で言うところの全日本選手権大会のようなものだと思う。3年に一度しか開催されず、今回はトロントでの開催(前回の2014年はモントリオールだった)と聞いて、見学に行ってきた。 続きを読む
なぜセックスを題材にした映画を撮ったのですか
トロントは東京に比べて娯楽が少ないように思う。でも、数少ない娯楽を多くの人と共有する工夫がされているような気がする。
そんなトロントで少し前に映画館での無料映画上映と監督のトークショーがあった。 続きを読む
レインボーなトロントの婦人科
私がトロントのレインボーさ(LGBTQ(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・ジェンダークィア)を尊重する文化)を最初に実感したのは、身体の不調からトロントの婦人科(のようなところ)に行った時のことだった。 続きを読む
カナダ人のダイエット
「バイト先からマフィンとクッキーもらってきたからよかったら。マフィンは今食べるといいかも。クッキーは明日の朝食にしてね。」とルームメイトが言った。すでに夜の8時。今から食べるのは身体に悪いなぁと思いながらも、少し味見してみた。眠気が吹き飛ぶくらい甘かった。 続きを読む
難民映画を娯楽として消費するということ
会場にいるお客さんは99%白人、壇上で話す人、組織の紹介映像で出てくる人は100%白人。トロントで生活していて初めて見る光景だった。人種によって行動範囲が違うということは以前から感じていたことだけど、こんなにも実感することはなかった。アジア人の私はなんとなく居心地の悪さを感じた。同じ金額を払ってそこにいるにも関わらず。 続きを読む