草間彌生inトロント

もともと人気があったのか、はたまたマーケティングが成功したのか、AGO(Art Gallery of Ontario)で行われている草間彌生の企画展のチケットは入手困難なプレミアチケットだった。私が購入しようとした時には既に18,146人待ち。キャンセル待ちをしても絶対に回ってこない番号にショックを受けた。がしかし、AGOでボランティアをしている友人からチケット入手したので入場できることになった。友人のボランティア特典に感謝である。ボランティアは基本的に無償だけど、このような時に効力を発揮するのだ。

日時指定のチケット。指定時間の15分の間に入場しなければならない。でもそんな厳しいルールも納得の大混雑ぶりだった。

というのも今回の展示のメインが2~3人で小さな部屋に入ったり覗きこんだりして作品を鑑賞する、というものだったからだ。メインの展示は6つ。その他にオブジェや絵が飾ってある。

今回の企画展は、YAYOI KUSAMA: INFINITY MIRRORSというものだったのだけど、INFINITY(無限大)が部屋の中で表現されていた。

自分が一体どこにいるのかわからない錯覚に陥るきらきらな部屋。何とも幻想的。でもこのきらきらな部屋の中に入るには、長い長い列に並ぶ必要がある。なかなか大変。

このような感じのドーム型の部屋も。

こちらは覗き込むタイプのもの。

部屋に入ったり覗きこんだりする展示は、鑑賞時間が20秒もしくは30秒に限定されていて、時間が来るとストップウォッチを持った係の人に扉を開けられてしまう。なんとも落ち着かない鑑賞だった。

その他には、オブジェや絵も。

毒々しい色遣いで草間彌生ワールド全開な感じ。

展示の最後には、ドットのシールを使って草間ワールド作りに参加できます。

所要時間2時間半。

鑑賞時間は…

鑑賞制限ありエリア約2分+オブジェと絵の鑑賞

なので、滞在時間のほとんどの時間を並んでいたことになる。なかなか長かった…。

美術館の中の企画展入口。すごいインパクト。

外観も全部ドットで埋め尽くされている。

待ち時間は長かったけど、内容には満足。でもなにより、日本のアーティストがトロントで人気なのが、日本人としてちょっと嬉しい。

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