Back to School Salesは皆の味方

8月はなにかと買い物に適した月だったのかもしれない。

「Back to School」とは「学校へ戻る」という意味だけど、トロントではセールを意味することがある。Back to School Salesである。そもそもトロントでは学生証があれば通年でアパレルショップで割引を受けられたり、パソコンのソフトが安く手に入ったりするので普段から学生のお財布に優しい。その中でも特に9月から始まるの新学期に向けての準備を応援するためのセールがBack to School Salesである。名前こそBack to School Salesであるが、学生でなくても色いろと安く買い物ができるので、みんなに優しいセールだ。まぁ理由をつけて売上促進をしているということなのだろうが。

Walmart(スーパーマーケット)では文房具などが割引になったり、Best Buy(家電量販店)ではパソコンやプリンターの値下げがあったりする。そんな中、私が利用したのはスマホの買い替えだ。3年間使い続けたスマホは限界を迎えていたのでこれを期に買い替えることにした。

私が新たに契約したFidoという携帯電話会社では、通常の全プランが1年間月間10ドル引きで、データ通信2倍になるキャンペーン(通常のプランが2Gなら4Gに、1Gなら2Gに)という値段が下がりデータ通信量は増えるという、驚きなキャンペーンを行っていた。こんなプロモーションをやってしまったら、普通のプランで普通の料金を払っている人が悲しむのではと思ったが、私にとってはこの期間に契約できて幸運だったように思う。

Back to School、9月になって学校が始まったと実感するのは朝のバスにたくさんの学生が乗っている時だ。休みの間には空いていたバスも学生で埋め尽くされ、来たバスに乗れない人が出ることもある。(日本であれば無理やり乗るところだけど、カナダでは無理に乗らずに次のバスを待つ人が多い。)

カナダでは日本と違って4月ではなく9月から新しい学年が始まるが、聞く話ではカナダの学校には簡単なオリエンテーションはあっても日本の入学式に当たるものはないらしい。そんななんとなく始まるカナダの新学年だけど、同僚のまだ小さな娘さんは学校に行くのをとても緊張していたと言っていた。

私もずっと昔に通った学校が苦手だったことを思い出し、新学年を迎えた学生たちに心の中でエールを送る。

バス停からみる朝焼けが好き。

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