まったく実感はないけれど、クリスマスはもう来週だ。トロントの街はクリスマス飾りで溢れていて、さすが北米の都市だなと思う。
最近はクリスマスツリーを見かけると写真を撮ってコレクションしている。
道を歩いていてもデコレーションされた家があって飽きない。
この間カナディアンタイヤ(日本の東急ハンズみたいなお店)に行ったら、家の中に飾るクリスマスツリーや家用の飾りが所狭しとディスプレイされていて、圧倒された。
これは今年初めて知ったのだが、なんと本物のモミの木を家の中に飾る人もいるという。なんて大胆なんだ!と驚いたが、なんとお世話になっている方の家族がクリスマスツリー ピッキング(クリスマスツリーを切りに行く)をすると聞いて、ついて行かせてもらった。
トロントから車で西に1時間、クリスマスツリー農家?に到着。トロントとは違いかなり寒い。そこら中にクリスマスツリー(モミの木)が植わっている。
もちろん自然の木なので、形も大きさもさまざま。その中から自分好みのツリーを探す。良さそうなものには印をつけながら候補探し。(どれも一見同じような木なので印をつけないとわからなくなる)。
決めたら持参した電動のこぎりでウィーンと切る!(同じ場所にいた他の家族は電動のこぎりではなくて手動ののこぎりだったので、家族によるのだと思う。)
枝の処理をして整えたら、
よいしょ、よいしょ、と運んで、
ラッピング?してもらう。
途中で暖をとりつつ。
車にくくりつけて完成!お世話になっている方の旦那さま、ポーズをとってくれました笑
お会計はファームを出る時に値段を言われるのでその時に払う。2家族分なので、2本購入したのだが、1本50ドルだった。値段はファームごとに違うらしく、50ドルは安いとのこと。ファームによってはちょっとした飲み物が買えたりお土産コーナーがあったりするらしいけど、それがここにはないので安いのかも、とのことだった。
家に帰ったら木を立てるのに付けて完成!(緑の中は空洞になっていて水が入るようになっている)
特にメジャーも使わずに買ったのにぴったりサイズなのはさすがである。
外で木をみた時には全く気が付かなかったのだが、モミの木はとてもとても良い匂いがする。自然のアロマだ。家の中にはリラックス効果のありそうな優しい匂いが広がっていた。
この木はお正月明けまで飾って破棄されるそうだ。この大きさになるまでに12~13年かかるらしいので、それを考えると少し木がかわいそうな気がしないでもないが、プラスチックのクリスマスツリーができる前はこのようにクリスマスのお祝いをしていたのだなと想像するとなんだか粋だなと思う。
今回もまた私の知らないカナダの文化に触れることができて、とても良い時間だった。同乗させてくれた家族の皆さんに感謝である。
最後に、手袋がなかった私が全くの戦力外だったことをお詫びしたい。これを読まれている方は、ツリーピッキングの際には手袋をお忘れなきよう。
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