カナダで掃除をするたびに思う。日本の掃除機がカナダにあったらいいのに、と。日本の掃除機は優秀だと思う。使う人に便利な機能がたくさんついているし、なによりコンパクトで小回りが利く。これは日本の家が相対的に狭いからだとは思うけれど、コンパクトであればすみずみまで掃除ができるのでよりきれいになる。
今日使った掃除機はこちら。
やたら大きく重いのだ。小回りなんて利くはずもない。これだけ大きな掃除機なのだから吸引力に期待したいところだけど、吸引力は悪くはないがもう少しほしいところである。唯一の良い点としては、吸い取ったゴミが透明のケースの中に入るので、どれだけ部屋をきれいにできたが可視化されることだろうか。これを見るともっとこまめに掃除機をかけないといけないな、といつも思う。
なぜ家にこんなに大きな掃除機があるのか、と思うかもしれないけれど、この掃除機は量販店で売っている普通の掃除機である。最初私が見た時は業務用掃除機ではないかと思ったけれど、そうではないらしい。カナディアン タイアという日用雑貨を売っているお店のHPでは掃除機を検索するとこんな結果が表示される。
一番最初に表示されるのは、私が今日使ったようなUPRIGHT VACUUMだった。ちなみに日本でよくある掃除機はCANISTER VACUUMという。CANISTER VACUUMのラインナップが少ないところを見ると、カナダではあまりメジャーではないのかもしれない。
家の掃除機の一番の難点はコードを手動で処理しなくてはいけないところだ。日本の掃除機であればスルスルスルっと巻き取ってくれるけれど、そうはいかない。自分でコードを束ねる必要がある。これがなかなかのストレスなのだ。日本のコードの巻き取り技術をぜひこの会社へ教えてほしいものである。
と、掃除が面倒なことを掃除機のせいにしているけれど、きちんときれいな部屋を保ちたい。最近どんどん寒くなってきているので、家で過ごす時間がこれから少しずつ増えていくと思う。快適な冬を過ごすために部屋を居心地の良いものにするのだ。